9月のボトル

9月のボトルは、113番「大天使カシエル」。
エメラルドグリーンと、ミッドトーンオリーブグリーンの組み合わせ。

オーラソーマのイクイリブリアムボトルは、現在116本ありますが、時々、新しいボトルが誕生して本数が増えます。
新しいボトルが生まれる時というのは、オーラソーマの学長であるマイク・ブースが、この世界に新しいボトルが必要だと感じたときに、インスピレーションを受け取って誕生します。
ボトル誕生の間隔に特にルールはなく、わりと頻繁に新しいボトルが生まれることもあれば、何年も間があくこともあります。
ただ、私がオーラソーマを始めてから、新しいボトルはだいたい1年に1本生まれるか生まれないかというペースだったので、だいたいそれくらいの間隔なのだな、となんとなく思っていました。

「大天使カシエル」は、2015年9月5日に誕生しました。
そのニュースがもたらされたとき、その1本前のボトル、112番「大天使イスラフェル」が2014年12月14日に生まれていたので、1年経たないうちに新しいボトルが生まれたことに少し驚きました。
ところが、その2ヶ月後、生まれたばかりの113番「大天使カシエル」のボトルが日本に入ってくるかこないかくらいのタイミングで、114番「大天使ラグエル」のボトルが誕生します。
この時期は、それまでにない、かなりな頻度で新しいボトルが誕生していたのです。
それだけ世界が目まぐるしく変わり、ボトルの、そして、ボトルの名前になっている大天使のエネルギーのサポートが必要な時期だったのでしょう。

2015年9月といえば、今から3年前になりますが、その頃、自分が何をしていたかを思い出してみると、
オーラソーマを始めてからずっと目標にしてきた資格を得るための論文に合格し、念願のブリッジというコースを受講することができました。
世界的に見ても目まぐるしい時期だったのでしょうが、私自身もこの年はかなり忙しい日々を送っていました。ただ、振り返ってみると、仕事面でもプライベートでも、今現在につながる人間関係や基盤を構築していた時期だったように思います。
当時取り組んでいて、現在はやめてしまったり手放してしまったものもありますが、無駄だったというわけではなく、形としては残っていなくても、その経験が今に生きていて、今、私が何かを決断したり、選択をするときに大切にしている価値観が、それによって作られたように思います。

それをする私の心は軽やかであるか、ということ。
何かを決めるときに、私が一番大切にしていることです。

「大天使カシエル」の、上層のエメラルドグリーンは、「スペース」や「ハートの真実」「リラックス」といったキーワードがあります。
下層のオリーブグリーンは、「苦味をギフトに変える」というキーワードがあります。
当時はわかりませんでしたが、今になってみると、その頃感じていたことが今の大切な価値観につながっている。
それが、その頃誕生した「大天使カシエル」の持つメッセージにシンクロしていることに、オーラソーマの絶妙さを感じます。
オーラソーマのシステムも、今大きな変革の時期にありますが、今思えば、それもこの頃から始まっていたのでしょうね。
変化することを恐れずに、軽やかにその波に乗っていきたいものです。