10月のボトル

10月のボトルは、B104「大天使カマエル」。
イリデッセントピンクと、マゼンタの組み合わせ。

私は、このボトルに強烈な思い出があります。
それは、私がオーラソーマのレベル2コースを受講していた時のことです。
レベル2コースの中で、数秘について学ぶカリキュラムがあり、私はそれをとても楽しみにしていました。
自分のバースボトルがわかったら、そのボトルを使ってみようと心に決めていました。
ですが、その日に選んだボトルの中に、この104番「大天使カマエル」があり、
コンサルテーションしていただいた内容からも、このボトルを使った方がいい気がしたので、
バースボトルはいつでも使えるし、と思い、この「大天使カマエル」とワークすることにしました。

見てのとおり、とてもかわいらしい色合いのボトルです。
レベル2コースを一緒に受けていた方の中に、過去にこのボトルを使ったことがある方が何人かいらして
「気持ちいい使い心地だよ~」「あるがままの自分を受け入れることができた!」というシェアをしてくださいました。
最初のうち、使い心地は本当に気持ちよくて、何よりもユリの花のような香りが大好きで、ボトルワークはすてきな時間でした。
ところが、3分の1ほども使った頃でしょうか。
突然、ものすごい落ち込みが私を襲ったのです。

今思えば、ヒーリング・クライシスとか好転反応と呼ばれるものだったのでしょうが、
当時は、いったい自分に何が起こったのかわからない状態でした。
そもそも、こんなかわいらしいボトルでそんな反応が起きるとは想像もできなかったせいもあります。

その頃の私は、仕事のストレスとプレッシャーで体調を崩し、ようやく少し良くなってきた(と思っていた)頃だったのです。
「体調を崩して会社に迷惑をかけた」自分を自分で受け入れることができず、
そんなことはなかったことにしたくて、がむしゃらに仕事をしていました。
心身ともに無理をしていましたが、それにも気づかないフリをしていました。

カマエルは、キリストが磔刑の前にゲッセマネの園で一人祈っていたとき、キリストの前に現れた天使とされています。
「大天使カマエル」のメッセージは「あるがままの自分を愛する」。
そのままの自分でいいのだ、ということです。

当時の私は、まだ全然体調が回復していなかったのに、それを認めたくなくて無理をしていたのです。
「あるがままの自分」を受け入れられていなかったのです。
そのためには、いったい今自分がどれくらい体調が悪いのかを、自分自身で理解する必要があったのです。

「大天使カマエル」のおかげで、私はようやく自分の体調とゆっくり向き合い、自分の状態を受け入れて、
時間はかかっても、すっかり良くなるまで静養しようという気持ちになれました。

オーラソーマを学んでから、たくさんのボトルを使ってきましたし、ボトルに救われたことも多くありますが、
そのなかでも、特に感謝しているボトルです。

*ボトルを使うと、必ず好転反応があるわけではありません。あくまでも私個人の体験です。